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男性を看護士(かんごし)として区別していた。詳細は、名称変更を参照。

日本国においては、2002年3月以前まで法律上、女性を看護婦(かんごふ)、

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 なおシートベルトの歴史は古く、一九一九年に初飛行し、DLH(ドイッチエールフトハンザ、一九二六年創立)の主力機として活躍した、ユンカースF.13のシートではじめて装着された。
シートの構造と座り心地 キャビン用のシートには、乗客用とキャビンーアテンダント用があり、ラウンジやビジネスコーナー、バーなどが設けられている機材では、それぞれのシートも別に装備されている。
 乗客用シートは、ファースト、ビジネス、エコノミーの各クラスによって違う。
特にエコノミーとファースト、ビジネスでは、その差が歴然としている。
最近は各エアラインともビジネスクラスの充実に力を入れていて、そのシートも限りなくファーストに近づいており、エコノミーとの格差が開く一方だ。
快適さがまるで違う。
 しかし、シートの基本的な構成は同じ。
違いがあるのは、大きさや多機能性、使い勝手などにおいてだ。
シートのアームレストの部分に、音楽や映画、ビデオ、テレビを愉しむための、コントロールボックスが内蔵されているのが、従来からのタイプ。
ここにオーディオの音量調節ダイヤル、チャンネルーセレクター、ヘッドフォンーコネクター、キャビンーアテンダントーコールボタン、読書灯スイッチが組み込まれ、シートーリクライニング調整スイッチも装備されている。
エアコンディションースイッチが付く機種もある。
また、オーディオービジュアルのコントローラーが別になっているのが最近の傾向だ。
ファーストやビジネスでは、レッグレスト、フットレスト、ランバーサポートの電動コントロールースイッチなども、シートに設置されている。
一方エンターテインメント関係のスイッチ類は、別のコントローラーになっている。
かつては灰皿も、シートのアームレスト部分に組み込んであったものだが、ノースモーキングが常識となった現在では、古い機材を除いてもちろんない。
 現在では、ファースト、ビジネスの各席に、ポップアップ式の液晶画面のパーソナルーモニターを備えるのが標準になっている。
またエコノミーでもN、J、ヴァージンーアトランティック航空、英国航空、アメリカン航空、コンチネンタル航空などでは、前席のシートバックに個人用モニターを設置するエアラインが増えている。
さらにはビジネスサポートのため、パソコン用電源やパーソナル機内電話を備えたタイプも登場、シートは全クラスともますます多機能化している(m章で詳述)。
 シート本体の構造は、アルミ合金製の骨組みにクッションを組み合わせたもので、安全な強度を保ちつつ、旅客機としては最優先のファクター、つまり軽量に作られている。
座面、背などシートのファブリックの部分には、不燃性、撥水性に優れた素材が使われている。
最近では皮革製の豪華なものもある。
B747ジャンボのエコノミー用三人掛けシートで、構造を詳しく見てみよう。
 まず二本のアルミ合金チューブと、四本の支持金具をハシゴのように組み立て、前後のアルミチューブの間に三人分のアルミ製座板を渡し、これに前後各二本の脚部を立てる。
これが基本構造だ。
これをベース台枠と呼び、ここに支持金具の後端を利用して三人分の背もたれ、四本のアームレスト部分、シートベルトを取り付け、シートの骨組みを構成する。
この骨組みの座部と背の部分、ヘッドレストにウレタンフォーム製のクッションを装着して、シートは組みあがる。
シートベルトは、腰の部分で締める二点式だ。
 コクピットのパイロット用シートや、キャビンーアテンダント用の折りたたみ式補助シート(ジャンプシートと呼ぶ)は、ショルダーハーネス付きの三点式だ。
なお世界で最初にジャンプシート(スチュワ上アス用)を装備したのは、一九二九年のボーイング80Aたった。
 飛行中、乗客は基本的に座りっぱなしだから、シートの座り心地がきわめて重要になる。
一八〇度リクライニング、つまり背もたれが水平にまで倒せるフルフラットーシート(シートからベッドへ)まで登場した最近では、座り心地だけではなく、寝心地までが云々されるようになった。
シートの良し悪しで、エアラインを選択するというビジネス客も多い。
そこで各エアラインとも、座り心地(あるいは寝心地)、いかにリラックスできるかの研究に余念がない。
 座り心地は、シートの座面の高さ、傾斜、奥行き、クッションの具合によって決まるとされている。
また、寝心地には、リクライニングの角度、フットレストやレッグレストの有無も関係してくる。
シートーメーカーとエアラインは協力して(ときにはNASA・米航空宇宙局の技術協力まで受けて)、軽量で丈夫、しかもデザインに優れた座り心地、寝心地のよいシートの開発に鎬を削っている。
 わが国では、小糸工業や天竜工業が世界的なトップクラスのメーカーで、B747、767、757などのキャビン用シートを、世界のエアラインに提供している。
 旅客機とベッド 前の項でお話ししたように、今やファーストやビジネスのシートは、ベッドとしての快適性も提供するようになっている。
しかしもともと、旅客機とベッドの縁は深い。
かつてはベッドに変換できるシートはもちろん、特製のベッドそのものもキャビンに設置されていたのだ。
 旅客機に最初にベッドを設けたのは、フランスのファルマン航空が使ったファルマンFI80という。
一九二〇年代の終わりのころだ。
客席数二五席が基本だったが、ベッドコー床に変換することもできた。
 夜間飛行が必要なアメリカ大陸横断ルートで、寝台サービスのMットを発揮したのは、アメリカンーエアウェイズ(現在のアメリカン航空)のカーチスーコンドー(コンドル)たった。
コンドーは丸みを帯びた太い胴体を持つ複葉機で、一九三〇年代初期から中期に活躍した。
もともとは一五席の旅客機だったが、座席・寝台転換型が作られたことで、ベッドをコー床設けることができたのである。
六つのコンパートメントに分かれ、それぞれに二つずつ折りたたみ式寝台・座席が設置された。



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